11歳〜(老猫)の猫にお勧めのキャットフード

11歳は人間でいうと60歳です。

 

これから飼い猫に長生きしてもらうには飼い主の徹底した健康管理が必要になります。

 

そこで猫の高齢期とシニア期では何が違うのか、また食事はどう変えていくべきかについてお話します。

 

高齢期とシニア期の猫の違い

見た目にはそれほど変わりませんが、猫はシニア期に入ると一気に身体に衰えが出てきます。

 

足腰も弱くなり、視力も弱くなるので動く事がとても苦手になります。

 

高齢期からシニア期になる時期はハッキリとした変化が分かりにくいと思いますが、シニア期中盤に入ると高齢猫の時の運動量が嘘のようになって寝ている時間が多くなります。

 

とは言えずーっと寝ているのではなく寝ては起きの”寝て”の回数が多くなるという事ですが…。

 

寝ている時間が増えていくためエネルギー消費量も少なくなり運動不足になってしまい、結果的には便秘になりやすくなります。

 

また加齢と共に免疫力も下がってしまうので腎臓病になりやすくなります。

 

ちなみにシニア猫は腎臓病になるリスクが成猫よりも高くなると言われています

 

シニア猫のフードや水の入れ物と水

シニア猫は月日が経つにつれ頭の重さを首で支える事がつらくなるため頭が下がっていきます。

 

老人がひどい猫背で上を向けなくなるのと同じ感じですね。

 

そして手足腰の踏ん張りがきかなくなり、肉球がカサカサもしくはすべすべになる事が多いです。

 

そのため床に置いたフードや水の入れ物に顔を付ける体勢を続ける事がつらくなってきます。

 

床に置いた水を飲もうとすると腕の関節がガクンとなって顎が水だらけになったり、コケないように踏ん張っているはずの足の肉球がカサカサもしくはすべすべになっていて滑るようになります。

 

そのため食べている途中で足がどんどん前に出てきたりする事もあります。

 

猫は落ち着いて食事を出来ない状態が続くとストレスで食欲がなくなってしまいます。

 

そこでシニア猫用に少し高さのある器か、器を置く台を用意して猫が無理な体勢を取らなくても食事が出来るようにしてあげてください。

 

シニア猫の場合は高齢期までのように数箇所に水を置いて置けばい良いという事ではなくなります。
シニア猫は他の事はあまり気にしないようになりますが、長く置いた水は飲まなくなる事があります。

 

出来る事なら水はこまめに変えるか、循環式給水器にする等などの工夫をしましょう。
飼い猫に合わせて色々な工夫をして可愛い飼い猫の健康維持をサポートして行きましょう。

 

シニア猫フードと高タンパク

シニア猫フードは運動量の少ないシニア猫に合わせて、低カロリーに出来ているので肥満になるリスクを減らすことが出来ます。

 

シニア期の猫は消化器官も衰えが出てくるので違う月齢のフードを与え続けると消化が間に合わなくなり、便秘や嘔吐を引き起こす可能性もあります。

 

またシニア猫は噛む力も飲み込む力も弱くなります。

 

シニア猫が硬いフードを食べ続けると歯茎に傷がつく事もあり、傷の痛さから食欲不振に繋がる可能性もあるため、シ二ア猫フードは砕けやすく小さな形状に工夫されている物がほとんどです。

 

シニア猫フードはシニアの身体に合わせて免疫力の低下をサポートするフードや下部泌尿器・腎臓病・視力に配慮する成分がより多くなっている物も多くあります。

 

シニア猫にはシニア用のフードを与える事が望ましいと言えます。

 

猫のフードには高タンパク低脂肪が良いとされています。
しかし高タンパクは腎臓に負担がかかる食事とも言えます。

 

ではどうしたら良いのか…

 

腎臓疾患のない猫には高タンパクに低脂肪のフードが良く、腎臓疾患がある猫の場合は腎臓病に対応したフードを与えるという事が理想です。

 

※腎臓病に対応したフードの高タンパクはきちんと腎臓病に適したものになっています。

 

全ライフステージフードでも良い?

飼い猫の健康状態が良いのであれば全ライフステージ対応フードでも全く問題はありません。

 

ただし何らかの疾患や不調が出てきた場合は月齢に合わせたフードにするかどうかを動物病院で相談する事をおすすめします。

 

シニア猫には特に定期健康診断が必須

シニア期になると身体の衰えが加速すると共に色々な病気にもかかりやすくなります。
人間と同じく猫も病気は予防と早期発見が大切です。

 

シニア猫用フードを与えていればシニア猫が肥満や消化器系の病気にならないという事ではありません。

 

常に定期検診を受けるようにしておく事で何かあった場合でも動物病院へ連絡や相談もしやすくなります。

 

シニア猫の場合は特に何か異変があった時だけではなく定期健康診断は必須です。

 

健康診断で何らかの病気の診断が下された場合は、その症状に合ったフードが何かを獣医師に相談する事も大切です。

 

シニア猫用フードの食事方法

基本はパッケージに表示してある分量と回数で与えるようにします。

 

参考まで…シニア猫が一日に必要なカロリ―の計算方法は、「体重×80キロカロリー」です。

 

この計算で出た数字が、あなたの飼い猫(シニア猫)が一日に必要なカロリーです。

 

シニア期になって嗅覚に衰えが出る猫もいます。

 

その場合はフードを少しづつ与える事で風味が消えないうちに食べる事が出来るので、食欲が出る猫もいます。

 

その場合は一回にあげる量を少しにして食べ終わる頃に少し足すというようにフードを小出しにして与えてください。

 

成猫用フード・高齢猫用フード・シニア猫用フードの順にどうしてもサポート内容の方が重要視されていくので、猫的には徐々に味気ないフードになっているという事なのか…。

 

シニア猫用フ―ドに変えるといまいち食が進まないという猫が多くいるようです。
あまり食が進まない場合は、フードに水を加えて電子レンジで少し温めください。

 

半生状態で香りも出るので食が進む場合があります。
シニア猫用スープと合わせて柔らかくすると食べてくれる猫もいます。

 

猫用減塩かつお節を少し振りかける事で食べてくれる猫もいます。
※人間用かつお節は塩分が多すぎるので必ず猫用に製造されているものを与えるようにしてください。

 

 

以上、シニア期(11歳〜老猫)におすすめのフードと食事方法でした。
いかがでしたか?

 

15歳以上のシニア猫の3匹に1匹の割合で腎臓疾患になると言われています。
健康管理を徹底して飼い猫の小さな変化に気づく事が大切です。

 

水を多量に飲むようになった・尿の量が異常に増えた・食欲が落ちた・便秘など、飼い猫の体調に何らかの変化があった時にはすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

 

 

 

 

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